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7月植え長ネギを正月まで放置…寒さに当てすぎて硬くなった収穫タイミングの勘違い

2026-01-27

7月1日に植えた長ネギを、関東の家庭菜園で育てていた。冬に寒さに当てると甘くなると聞いていたので、12月も正月も収穫せず、そのまま畑に残していた。霜が降りた朝、白い部分が凍ったようになっているのを見て、「これぞ理想」と思っていた。でも、2月に入って一本抜いてみると、中心部が妙に硬く、包丁を入れたときの感触が明らかに違っていた。

その瞬間、少し嫌な予感がした。焼いても煮ても、繊維が強くて噛み切りにくい。寒さに当てすぎたのか、それとも別の理由なのか、頭の中でぐるぐる考えた。もっと待てば良くなるのか、もう手遅れなのか、判断できずに、畑を前に立ち止まっていた。

悔しかったのは、「正解だと思っていた行動」が裏目に出たことだった。雪国の話や保存の話を都合よく混ぜて解釈していた気がする。ネギ坊主のことも頭にはあったが、「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにしてしまった。結果、味が落ち始めているタイミングを逃した。

なぜ失敗しやすかったのかと言えば、「寒さ=良い」という単純なイメージに引っ張られたからだ。暖かくなり始めると硬くなる、という話を聞いても、実感が伴っていなかった。地域差や品種差を考えず、他人の体験をそのまま当てはめてしまった。

今思えば、正月前後で数本ずつ試し収穫して、味や硬さを確認すべきだった。畑に置きっぱなしにする勇気より、早めに食べる判断も必要だったんだと思う。次は迷ったら一本抜く。それを自分の中のルールにした。



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