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紫陽花の地上部が全部腐った…10年以上育てた株が再起不能か悩んだ体験

2026-02-02

初夏、家の基礎沿いに地植えして10年以上経つ紫陽花に異変が出た。梅雨時で雨が続き、蒸し暑い日が多かった。ある日触ると、地上部の枝が根元から簡単に折れた。嫌な匂いがして、明らかに腐っていた。

数日で全体が同じ状態になり、手の力で全部取れてしまった。「終わった…」と思ったが、根を掘ろうとすると妙に頑丈で、なかなか抜けない。そこで迷った。この株はもう完全にダメなのか、それとも地下で生きているのか。

長年育ててきた株だけに、ショックは大きかった。毎年当たり前に咲いていたのに、こんな形で失うのかと、しばらく何もしたくなかった。「もう見たくない」という気持ちもあった。

当時は、地上部が腐った=全滅、という短絡的な考えに支配されていた。土中の状態や根の生死を冷静に確認する余裕がなかった。腐食菌という言葉だけで、頭がいっぱいになっていた。

今振り返ると、すぐに判断せず掘り上げて観察すべきだったと思う。ダメ元でも状況を見ることで、次に活かせる経験になる。あのときは怖くて掘れなかった。それが一番の後悔だ。



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