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北海道で地植え紫陽花が萎れた夏の失敗|涼しい地域でも油断した水分管理の話

2026-02-02

「札幌なのに紫陽花が萎れるなんて…」と、正直かなりショックだった。紫陽花は暑さに弱いと言われるけれど、ここは北海道だ。その油断があったと思う。今思えば完全に慢心だった。

6月下旬、ちょうど花が咲き揃い始めた頃。地植えして何年も経つ紫陽花が、夕方になるとぐったりしていた。朝は元気なのに、夕方には葉も花も力なく垂れている。しかも一株だけじゃなく、北側の半日陰に植えて15年以上経つガクアジサイまで同じ状態だった。こんなことは初めてだった。

最初は「一時的なものだろう」と様子見していた。でも日を追うごとに萎れる時間が早くなり、不安が募った。「北海道ですら育たなくなっていくのか…」と大げさなことまで考えた。水をやっても完全には戻らず、土を触ると表面は湿っているのに、どこか冷たくない感触があった。

なぜ気づけなかったのか。冷涼地だから大丈夫という思い込みが強すぎた。近年の気温の上がり方や、連日の蒸し暑さを軽く見ていた。直射日光が当たらなくても、地温や湿度、風の有無が大きく影響することを実感した。

後から思えば、環境が変わった時点で一度しっかり観察するべきだった。夕方の萎れを「紫陽花あるある」で片付けてはいけなかった。今は水やりのタイミングと量、地表の乾き方を意識して見直している。涼しい地域だから安心、という考えはもう持たないようにしている。



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