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4月に地植えした紫陽花が夏前に枯死した話 日陰でも根付かなかった初心者の後悔

2026-02-02

「あ、これ無理かも」って思ったのは、葉がしんなりして戻らなくなった日だった。結果的にその紫陽花は枯れた。植えたのは4月、まだ涼しいと思っていた頃だ。結論めいた独り言を言うなら、「地植え=安心」って思い込んでいたのが甘かったんだと思う。正直、今でもちょっと悔しい。

4月上旬、4号ポットの紫陽花を庭の裏側に地植えした。直射日光はほとんど当たらず、午前中に少し明るくなる程度。土も掘り返して腐葉土を混ぜ、水やりも欠かしていなかった。梅雨に入る前までは新芽も出ていたし、「順調だな」って思っていた。でも6月後半から急に気温が上がり、雨も思ったほど降らなかった。7月に入る頃には葉先がチリチリして、触ると紙みたいな感触だった。

その頃の気持ちは、ずっと不安だった。「水足りない?」「いや、やりすぎ?」って毎朝迷ってた。夕方には葉がだらんとして、「あ、水切れ?」って慌てて水をやる。でも翌朝には戻らない。「まだ根が張ってないだけだよね?」って自分に言い聞かせてたけど、内心は焦ってた。「せっかく地植えしたのに…」って、何度もため息が出た。

今振り返ると、根が十分に広がる前に夏に突入したのが致命的だったと思う。地植えだから大丈夫、という思い込みがあった。植えたばかりの株が、急激な高温と乾燥に耐えられるかどうか、ちゃんと考えてなかった。日陰=涼しい、でも地温は全然違う。そこに気づけなかった。

もしやり直せるなら、秋まで待ったと思う。もしくは鉢のまま夏を越させてから地植えにしたかもしれない。「春に植えれば早く育つ」って考えは、今の暑さでは危険だった。あの時の自分に言いたい。「焦らなくてよかったんだぞ」って。



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