ネギ苗が引き抜かれていた話|獣害じゃないと思い込んだ早合点の失敗
2026-02-09
朝、畑を見に行って異変に気づいた。植えていたネギ苗の一部が、まるで誰かに引き抜かれたように消えていた。土が掘り返され、穴だけが残っている。「え、盗まれた?」と一瞬思ったが、こんな少量をわざわざ取る人もいないだろうと首をかしげた。
場所は住宅地に近く、イノシシや鹿が出るような環境ではない。いるとすれば、タヌキ、アライグマ、ハクビシン、ノネズミくらいだろう。ネギは中毒があると聞いたこともあり、「どうせ動物は食べない」と勝手に決めつけていた。だが掘り返された土の湿った匂いと、不自然な跡がどうにも気になった。
正直、かなり不安だった。「またやられるんじゃないか」「原因が分からないのが一番怖い」と、畑を見るたびに落ち着かない気持ちになった。自分の管理が悪かったのか、見えない何かに荒らされたのか、答えが出ないまま数日が過ぎた。
後から聞いた話で、アナグマやアライグマがミミズ目当てで掘り返すことがあると知った。ネギそのものではなく、土中の生き物が狙いだった可能性が高い。急いで防獣ネットを張り、被害はそれ以上広がらなかったが、「もっと早く対策していれば」と悔やんだ。
振り返れば、「ネギは食べないはず」という思い込みが判断を鈍らせていた。獣害は食害だけじゃない。当時はそこまで考えが及ばなかった。今では、苗を植えた段階で最低限の対策をしておくべきだったと思っている。
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