園芸の失敗談データベース
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液肥は高いからと回数を増やしすぎ、元気にしたつもりで逆に弱らせた体験談

2026-02-11

液肥が高く感じるようになってから、「せっかく買ったんだから効かせたい」という気持ちが強くなっていた。今思えば変な理屈だが、そのときは本気だった。少しずつ、でも頻繁にやればいい。そう思い込んでいた。

失敗したのは四月中旬。天気が安定してきて、日中は20度を超える日もあった。鉢植えの草花が一斉に動き出し、土の匂いも春らしくなっていた。週一だった液肥を、気づけば三、四日に一度与えていた。

最初は調子がいいように見えた。葉の色が濃くなり、「やっぱり液肥は効くな」と独り言を言ったのを覚えている。でも数週間後、急に下葉が黄色くなり始めた。触ると柔らかく、どこか頼りない感触だった。

不安と焦りが一気に押し寄せた。「良かれと思ってやったのに」。液肥を疑うまでに時間がかかり、後悔ばかりが膨らんだ。水だけに切り替え、様子を見る日々が続いた。

結局、回復にはかなり時間がかかった。新芽は出るが勢いがなく、以前のような元気さは戻らなかった。高いからこそ無駄にしたくない、その気持ちが逆効果だったのだと思う。

この失敗は、量より回数という考えに囚われたことが原因だった。当時は植物の反応を見る余裕がなく、スケジュール通りに与えることを優先していた。

今なら、元気にしたいときほど一歩引いて様子を見るべきだったと感じている。



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