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アネモネの球根を残すか撤収するか迷い続けた結果、両方失った春の失敗記録

2026-02-11

春の終わり、毎日のように悩んでいた。「球根を太らせたい。でも花壇も片付けたい」。どっちも中途半端なまま、時間だけが過ぎていった。4月下旬、昼は暑く、夕方はひんやりする不安定な時期だった。

まだひょろっとした花が上がる一方で、うどん粉も出始めて見た目は最悪。夏花壇にするには石灰をまいて休ませたい。でも、球根も惜しい。スコップを持っては置き、また眺める。その繰り返しだった。

結局、決断できないままGWに突入。暑さと雨で一気に状態が悪化した。掘り上げる頃には、球根は小さく、状態も悪かった。花壇も中途半端で、次の植え付けも遅れた。

「あの時、どちらかに振り切っていれば」。何度もそう思った。欲張った結果、どちらも満足できなかった。土の匂いと湿った空気が、その失敗を強く印象づけている。

当時は、正解がわからなかった。調べても迷いが増えるだけだった。でも今なら言える。迷って動かないのが、いちばんの失敗だった。

振り返ると、目的を一つに絞る勇気が足りなかった。花を楽しむ年、球根を取る年。そう割り切ればよかった。その判断ができなかった自分を、今でも少し苦く思い出す。



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