園芸の失敗談データベース
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ゼラニウムの挿し芽がバーミキュライト100%で全滅、夏の高温でカビた体験談と切り口管理の迷い

2026-02-15

挿し芽6本、1週間で全滅。あのときは本気で「だめだこりゃ」と声が出た。春に気に入った株から挿し穂を取り、バーミキュライト100%に挿した。ほかの植物では成功率9割近かったから、自信があったのだ。

6月下旬、室温は日中28℃超え。窓辺の明るい場所に置き、底面給水でビタビタにした。数日後、切り口が黒ずみ、白いカビがうっすら広がった。触ると茎が柔らかく、ぐにゃりと曲がる。乾燥させるべきか迷い、動画を見て一晩干した穂もあったが、結果は同じ。腐敗臭が鼻につき、片付けるときの虚しさは忘れられない。

「どこで切りました?」と聞かれ、節の少し下で水平に切ったと答えた。鉄則は守ったつもりだった。それでも失敗。気温のせいか、過湿か、自分の手が雑だったのか。何度も考えた。

次は挿し芽用の土を使い、給水は控えめに。半日陰で風を通し、土の表面が乾いてから底面吸水。結果、3本は発根した。涼しい室内に移したのも功を奏したのかもしれない。

ゼラニウムは茎が太く水分が多い。だからこそ、切り口の管理が甘いと一気にやられる。多肉の感覚で放置も違う。あの黒く溶けた茎を見て、過信していた自分に気づいた。

成功率ばかり追っていたけれど、季節と温度を見ていなかった。今は「今は何挿しても腐る」と言われる時期は無理しない。焦って増やそうとしたあの一週間が、いちばんの勉強だった。



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