冬に穂木を早まって買い加温設備がなくて失敗した話
2026-01-17
寒さが本格化する12月の初旬、私はイチジクの穂木をネットで購入してしまった。届いたのは10本ほどの細い枝。外気温は5度前後、室内も暖房なしではかなり冷える。私はとりあえず挿し木をしてみたが、発根の気配はまったくなかった。土に触れるとひんやりしていて、湿気も多かった。
「さすがに時期が悪いかも」と思いながらも、どうしても欲しかった品種だったので、何とかなると信じた。しかし年明けまで待っても、芽は動かず、枝は次第にしわしわになっていった。私は毎日その様子を見て、胸が締めつけられるようだった。せっかく手に入れたのに、これでは無駄にしてしまうと、不安ばかりが募った。
振り返ると、剪定や挿し木の適期は1月中旬〜2月上旬と、どこかで見た記憶があった。それでも私は、早く手元に置きたいという気持ちに負けてしまった。冷静に考えれば、加温設備のない自宅で、この時期に挿すのは無理があった。
今では、適期まで保管するようにしている。湿度や温度を整え、焦らずに挿す。去年の失敗があったから、今年は少し余裕を持てた。
イチジクの穂木は、ただ手に入れれば良いわけじゃない。時期を間違えると、あっという間にダメになる。あの時の自分は、完全に浮かれていたんだと思う。
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