芽が出る前に水やりしすぎてラナンキュラスラックスが溶けた体験
2026-01-19
最初はほんの霧吹きのつもりだった。10月下旬、涼しくなってきたからそろそろ目覚める頃だと思い、毎日のように鉢の縁へ水を足していた。土がしっとりする手触りが嬉しくて、つい回数を増やしてしまった。
でも2週間たっても芽が出ない。心配になって少し掘ると、塊根はあるのに先端が柔らかくなっていた。表面はまだ硬いのに、指で押すと中がぐにゃっとして、ああ腐ってる…と分かった。あの時の感触は忘れられない。
後から知ったけど、最初にたっぷり吸水させた後は、芽が出るまではほとんど水を与えない方が良いらしい。自分は「乾いたらまたあげる」を繰り返していて、結果的に過湿状態を作ってしまっていた。大雨の後も安心して放置していたのもよくなかった。
塊根が生きているか分からない時期は、信じて待つしかない。掘れば状態は分かるけど、その行為自体が追い打ちになる。そんな当たり前のことに、当時は気づかなかった。
今なら、水やりは様子を見ながら少しずつにする。芽が見えた瞬間の安心感と引き換えに、あんなに溶かしてしまうなんて思っていなかった。
何鉢もダメにした年の春は、本当に気持ちが沈んだ。芽吹かない土を前にして、ただの水やりが怖くなった。あれは自分の焦りが原因だったんだと思う。
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