園芸の失敗談データベース
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ラナンキュラスラックスの芽出しが遅すぎて腐ったときの失敗

2026-01-19

今年は暖かい日が長く続いていて、芽出しのタイミングが本当にわからなかった。私は東海地方の暖地に住んでいて、例年なら10月の初旬には水やりを再開していたのに、今年は最高気温が20度を超える日ばかりで怖くて手を出せなかった。結局、10月末まで完全に水を切ったまま放置していた。これがよくなかったのだと思う。

最初の水やりは、11月に入ってから500ccずつ与えた。乾いたらまた同じくらい与える。そんな感じで様子を見ていたが、4鉢のうち2鉢だけが芽を出し、残りは沈黙のままだった。おかしいと思って鉢をひっくり返したら、白い小粒のカビのようなものに覆われた柔らかい球根が出てきた。ハデスとムーサだった。触った瞬間に崩れて、腐っていた。あの独特のぬめっとした匂い、忘れられない。

なぜ失敗したのか、後から振り返ると、水やりの開始を遅らせすぎたことと、その後に大雨に当ててしまったことだと思う。芽が出るまでは完全に雨が当たらない日陰に置くべきだったのに、私は軒下とはいえ嵐の日にはまあまあ濡れる場所に置いていた。暖かい日と湿った土、これが腐敗の原因だったのだと思う。当時は、遅いほうが安全だと信じていた。

本当は、最初は少量の水でゆっくり目覚めさせるべきだった。のぶちゃんねるの動画を見返したら、一日100ccで三日間、その後は乾いたら水やりと説明していた。私はいきなり500cc与えていたから、細胞が急に膨らんで壊れたのかもしれない。今思えば、焦りと不安で判断がブレていた。温度もチェックしていなかった。

あのときの私は、ただ春に綺麗な花を咲かせたい一心だった。3000円もした大事な株だったのに、土の中で溶けていたのを見たときは、本当にショックだった。指で触るだけで崩れる感触、頭が真っ白になった。あんなに待ったのに、全部無駄になった気がして。悔しくてしばらく鉢を見るのも嫌だった。もう少し慎重にすればよかったんだ。



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