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夏越しできたと思ったのに花芽が上がらないシクラメン 非休眠管理で迷走した一年

2026-01-22

夏を越えたシクラメンに新しい葉が出てきたときは、本当に嬉しかった。南関東で、直射日光を避け、風通しを意識して管理してきた。7月下旬、ひょろひょろながらも葉が展開し、株自体は元気そうだった。秋になっても葉は増えたが、いつまで経っても花芽が見えない。気温は下がっているのに、動きがない。

正直、不安だった。成功だと思っていた夏越しが、実は途中だったのかもしれない。葉ばかり茂って、蕾が上がらない様子を見て、何か間違えたのではと何度も考えた。水やりを減らすべきか、日当たりを増やすべきか、判断できずに時間だけが過ぎていった。

当時は、夏越し=ゴールだと思っていた。でも振り返ると、そこからが本番だったのだと思う。非休眠管理で葉を維持した結果、株の中の切り替えがうまくいかなかったのかもしれない。花芽が上がるまでに時間がかかることを理解していなかった。

今なら、焦らず待つという選択肢も考えられる。葉が出ていること自体が、株が生きている証拠だった。すぐ結果を求めてしまった自分の気持ちが、余計な不安を生んでいた。

咲かない時間も管理の一部だった。そう思えるまでに、ずいぶん時間がかかった。



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