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シクラメンのドライ夏越しを信じて失敗 掘り上げた球根が萎びていたときの話

2026-01-22

夏越しが難しいと聞いていたシクラメンを、動画や解説を見てドライ管理で乗り切ろうとした。梅雨明け後、鉢を雨の当たらない場所に移し、水を切って管理したつもりだった。8月の蒸し暑い時期、風通しも意識していたが、気づけば葉はすべて枯れ落ち、鉢の中は静まり返っていた。秋になって掘り上げてみると、球根はふっくらしているどころか、しわしわで小さく萎びていた。

正直ショックだった。球根植物だから栄養を蓄えているはず、という思い込みがあった。見た目には問題なさそうだった期間があっただけに、掘り上げた瞬間の脱力感は大きかった。動画通りにやったのに復活しない、自分の何が悪かったのか分からず、ただ虚しさだけが残った。

今思えば、日本の夏の湿気を甘く見ていた。乾かしているつもりでも、用土の中では菌が動いていた可能性もあるし、逆に乾燥しすぎて球根自体が弱っていたのかもしれない。ドライ管理=放置、という感覚になっていて、球根の状態を確認する視点が欠けていた。

後から振り返ると、完全に水を断つのではなく、環境に合わせた管理が必要だったのだと思う。動画は成功例であって、自分の置き場所や地域条件とは違った。掘り上げる前に一度球根の硬さや弾力を確認していれば、判断も変わったかもしれない。

シクラメンは球根だから大丈夫、という思い込みは危険だった。夏越しは方法よりも、自分の環境を基準に考えるべきだった。



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