スーパーで買ったニンニクを植えたら芽が出ないと思い込んだ勘違い体験談
2026-01-24
種用にんにくは高い。そう思って、スーパーで売っていた国産ニンニクを使うことにした。外皮は少し乾いていたが、見た目は問題なさそうだった。10月中旬、静岡で植え付け。念のため植える前に水に浸してから土に入れた。ところが、周囲の人が「スーパーのにんにくは芽止め処理されている」と言っているのを後で知り、一気に不安になった。
植えてから数日、芽は出ない。1週間たっても変化なし。「やっぱり芽が出ない処理をされていたのか」と、勝手に結論づけてしまった。掘り返す勇気もなく、ただ後悔だけが積もっていった。夜、風呂に入りながらも「なんでちゃんと種用を買わなかったんだ」と考えていた。
今思えば、その時点で判断するには早すぎた。芽止め処理の話は断片的な情報で、条件もよく分かっていなかった。それでも「出ないかもしれない」という思い込みが先に立ち、冷静に待つことができなかった。
結局、10日ほどして芽は普通に出てきた。拍子抜けするほどあっさりだった。その瞬間、恥ずかしさと安心が同時に来た。勝手に不安を膨らませて、勝手に失敗した気になっていただけだった。
あの時感じた焦りは、情報に振り回された結果だったと思う。芽が出るかどうかは、実際に土の中で起きていることなのに、頭の中だけで結論を出そうとしていた。にんにくは黙って芽を出す。その静かな時間を信じきれなかった自分がいた。
ニンニクの記事をまとめて見る
タグ