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レディ系パンジーを12月に買って後悔…冬に咲かない理由を知らずに期待しすぎた話

2026-01-26

12月に入ってから、近所のホームセンターでレディ系のパンジーを見かけた。出荷最盛期らしく、売り場にはずらっと並んでいて、去年モリモリに育った記憶がよみがえった。南関東の比較的温暖な地域だし、今年は暖冬という話もあって、「今からでも楽しめるかも」と軽い気持ちで購入した。外は冷たい風が吹いていたけど、苗はきれいで、つい期待してしまった。

植え付けてしばらくは、正直拍子抜けだった。花はポツポツ、葉も動きがなく、成長している感じがしない。朝晩は不織布をかけたり、置き場所を変えたりしたけれど、劇的な変化はなかった。冬の間、華やかに咲き続ける姿を想像していた自分の中のイメージと、現実のギャップがじわじわ効いてきた。

がっかりしたのは、苗の質が悪いと感じたからではなく、自分の期待がズレていたことに気づいたからだ。根がまだ十分に張っていない時期に植えて、寒さの中で一気に動くと思っていた。花が小さめなのも、株が落ち着いていないせいかもしれないのに、勝手に「こんなはずじゃ」と思ってしまっていた。

今思えば、レディ系はもっと早い時期から育ててこそ楽しめるタイプだったのかもしれない。12月に入ってからだと、冬の間はじっと耐える時間が長くなる。出荷時期が遅れた年だったことも知らず、例年の感覚だけで判断してしまったのが悔しい。

次に選ぶときは、「今どれくらい楽しめるか」をちゃんと考えたい。苗の見た目だけでなく、時期と自分の環境を重ねて想像すること。それを怠ると、植物は悪くないのに、勝手に期待して勝手に落ち込むことになる。あの冬の静かな鉢を見て、そんなことを考えさせられた。



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