種芋がどこにも売っていない…じゃがいも種芋不足で植え時を逃しかけた体験談
2026-01-27
今年はいつもと違う、そんな違和感から始まった。例年なら2月前には並び始めるはずの種芋が、近所のホームセンターに行っても全然ない。男爵とメークインだけがぽつんと置かれていて、欲しかった品種は影も形もなかった。「まだ早いのかな?」と自分に言い聞かせつつ、嫌な予感だけは残った。
埼玉県寄りの地域で、2月上旬。カインズ、コメリ、少し遠出して別の店も回ったけど、棚はスカスカ。店員さんに聞くと「今年は種芋が少ないみたいですね」と曖昧な返事だった。外は冷たい風が吹いていて、駐車場を歩くたびに足先が冷える。車に戻ってため息が出た。「植え時が来るのに、芋がない」それだけで焦りが一気に増した。
焦りは判断を鈍らせる。ネットで食用じゃがいもを買って植えてしまおうか、本気で悩んだ。「これで失敗したらどうしよう」と思いながらも、「何もしないよりマシかも」と心が揺れる。そのたびに、「ちゃんとした種芋を待つべきか…」と自問自答していた。
今思うと、種芋不足という状況自体に気持ちを持っていかれすぎていた。いつも当たり前に手に入っていたから、無い状況を想定していなかった。だから冷静に「今年は植える量を減らす」という選択肢が見えなかった。当時は「育てられないかもしれない」という不安が先に立ってしまっていた。
後から振り返ると、早めに情報を集めたり、複数の店を事前に回るだけでも違ったはずだ。「そのうち出るだろう」という油断が、余計な焦りを生んだ。家庭菜園でも、準備不足はちゃんと不安として返ってくるんだと痛感した。
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