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水耕サニーレタスが急にカラカラに…真夏に2日水切れして全滅しかけた失敗談

2026-01-28

7月上旬、梅雨明け直後みたいな蒸し暑さが続いていた時期だった。ベランダの水耕棚に置いていたサニーレタスは、朝見ると一見いつも通りで、葉もピンとしているように見えた。ここ数日、日中は30℃を超えていたけれど、これまでも何とか乗り切ってきたし、量産モードに入っていたから収穫ばかり気にしていた。容器は8Lのバケツ式で、前日は忙しくて補充を後回しにしてしまった。そのまま2日ほど、水位をきちんと確認しなかったのが致命的だった。ふたを開けた瞬間、ぬるっとした湿気と一緒に乾いた匂いがして、葉は紙みたいに縮れていた。

ああ、やってしまったな、と思った。水耕だから水切れは起きにくいと、どこかで油断していたんだと思う。土より安全だと勝手に決めつけていたのが完全な勘違いだった。毎日見ているつもりでも、見ていなかった。そういう感じだ。

見た瞬間、胸がギュッと縮んだ。触ると葉がパリパリして、戻る気配がない。暑い中で必死に水を探していたんだろうなと思うと、申し訳なさと後悔が一気に押し寄せた。室内LEDで育てて苦味を抑えてきたのに、最後がこれか、と情けなくなった。食べ物を無駄にした感覚も強くて、しばらく何もしたくなくなった。

振り返ると、真夏の水耕栽培で一番怖いのは病気よりも単純な水切れだった。当時は、養液濃度や苦味の話ばかり気にして、水の減り方そのものを軽く見ていた。暑い日は1日で想像以上に減る、という基本を頭では知っていたのに、実感として理解できていなかった。

今思えば、量産モードに入った時点で、容器サイズや自動補水を考えるべきだったし、最低でも毎日同じ時間に水位を見る癖をつけるべきだった。水耕は楽だと思って始めたけれど、楽な分、確認をサボると一気に取り返しがつかなくなる。あのカラカラの葉の感触は、しばらく忘れられなさそうだ。



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