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水耕スイカで実が小さい…接ぎ木苗とスーパーの種で育てたらサイズが揃わなかった失敗体験

2026-01-28

正直に言うと、「まあ食べられればいいか」と思っていた。水耕栽培でスイカができるだけでも十分だし、見た目が多少小さくても自家栽培なら許せる。そう自分に言い聞かせていたけれど、並べて比べた瞬間にため息が出た。「あ、全然違う…」だった。

育てていたのは2株。ひとつは接ぎ木苗を購入したもの。もうひとつはスーパーで買ったカットスイカの種を発芽させたものだった。どちらも同じバケツ、水耕用のカゴ、バーミキュライトを入れ、蓋付きで管理。エアポンプはソーラー式で、日が当たる時間だけブクブク動く仕組み。時期は真夏、日中はかなり暑く、養液の減りも早かった。朝に溶液を足しても夕方にはほぼ空で、「またか…」と何度も補給していた。

収穫間近になって見比べると、接ぎ木苗のスイカは根が太く張り、葉も勢いが違う。一方、スーパーの種の方は実がひとつしか付かず、しかも小玉サイズ止まり。重さも1kg前後で、「大玉になるはずだったのに」とガッカリした。写真を撮っても、どうしても差がはっきり写ってしまうのが悔しかった。

そのとき一番つらかったのは、「環境は同じなのに」という思いだった。同じ水、同じ肥料、同じ場所。なのに結果がここまで違う。「苗が悪かったのか?」「エアレーションが足りなかった?」と頭の中でぐるぐる考えて眠れない夜もあった。

今振り返ると、最初から苗の素性を軽く見ていたのが一番のミスだったと思う。接ぎ木苗の根の強さは、水耕では想像以上に差になる。スーパーの種は発芽しただけで満足して、草勢や根張りを深く観察していなかった。あの時、「ちょっと弱いかも」と感じた違和感を見逃したのが失敗だった。



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