水耕メロンが病気だらけ…育苗ミスと草勢判断を誤って防除に追われた失敗談
2026-01-28
「もうダメかもしれない」。正直、何度そう思ったかわからない。水耕栽培のメロンは強いと聞いていたけれど、実際に育ててみると病気との戦いだった。
育苗の段階でまずつまずいた。苗がうまく育たず、草勢も弱々しい。外は猛暑、養液温度も上がりやすく、湿った空気が肌にまとわりつく。ジマンダイセンやベルクートを撒いて対策していたが、それでもベト病が出た。「ちゃんと防除してるのに…」と不安が一気に膨らんだ。
それでも実は付き始めた。毎日ハイポニカを40ml以上消費し、養液を足すたびに「コスパ悪すぎじゃない?」と独り言が漏れる。EC値も2000前後に設定していたが、正解なのか自信が持てなかった。葉は元気そうでも、病斑を見るたびに心臓がドキッとした。
一番しんどかったのは、判断に迷い続けたことだった。摘芯するべきか、肥料を減らすべきか。「今いじったら余計悪くなるかも」と手が止まり、でも放置も怖い。毎朝葉の色を見ては一喜一憂し、「今日は大丈夫そう」「いや昨日より悪いかも」と感情が振り回された。
今思えば、草勢の見極めを感覚に頼りすぎていた。子蔓の向きや勢いをもっと冷静に見ていれば、肥料量やECを早めに調整できたかもしれない。水耕メロンは強いけれど、病気には本当に弱い。その前提を軽く見ていた自分の油断が、この苦労を呼んだのだと思う。
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