園芸の失敗談データベース
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秋に追いまきしたくてダイソーへ行ったのにニラの種がない…秋まき用ラインナップ勘違いの失敗談

2026-01-28

夏の終わりに、ニラの芽が少しだけ残った。正直「これじゃ足りない」って気持ちがずっとあって、涼しくなる秋にもう一回まこう、って決めてた。空気が少しだけ軽くなって、夕方の風がひんやりしてくる頃。わたしはダイソーに行った。種コーナーって、袋が並んでるだけなのに、なぜか胸がソワソワする。秋まきの種が出てきてるはず、そこにニラもあるはず、って、勝手に頭の中で「ある前提」の景色を作ってた。

でも、なかった。ニラだけがない。葉もの、花、いろいろあるのに、ニラの名前が見つからない。棚を上から下まで見て、別の列も見て、もう一回戻って見て、それでもない。目が疲れて、袋の文字がにじむ感じになった。あれ?って思って、心の中が小さくザワザワした。

「秋にまく種、買い足せば間に合う」って安心してたのに、その安心が急に剥がれた感じだった。店の明るい照明の下で、わたしだけ置いていかれたみたいな気分。そもそもニラって、ダイソーの秋まき用のラインナップに入ってないの?って、疑いが頭の中でぐるぐるした。残ってる株を育ててるのに、来年たくさん食べたいって気持ちが強すぎて、「今すぐ増やす」しか見えてなかったんだと思う。

失敗が起きやすかったのは、買える前提で計画を組んでたこと。ほんとは、種の売り場って季節の波があって、あるものとないものがはっきりしてるのに、わたしはそこを見ないふりしてた。去年こうだった、いつもこうだ、みたいな根拠のない自信。たぶん「いつでも買える」って思い込みが強かった。ニラは強いのに、わたしの気持ちは弱くて、未来の収穫の量にびくびくしてた。

あとから考えると、種を買う行動そのものが、焦りの穴埋めだった気がする。今ある株を見て、ちゃんと残ってる芽を大事にして、そこから増える流れを信じるってことを、わたしは怖がってた。棚にないニラの種を探してる時間、ほんとは家で残ってる株を触って、葉の匂いを嗅いで、「いるじゃん」って落ち着くべきだったのに、わたしは店の棚に答えを置こうとしてた。ダイソーにないと分かった瞬間、計画が崩れて泣きそうになったけど、それってわたしの計画が「買える」だけで支えられてたってことなんだよね。



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