太秋柿が全落果した年|富有柿と比べて後悔したヘタムシ対策の失敗談
2026-01-29
同じ地域にある近所の放置畑では、富有柿が毎年枝が折れそうなほど実をつけている。一方、うちの太秋柿は、ある年を境に実が全部落ちてしまった。夏の終わり、地面に転がる未熟な実を拾いながら、指先に残る青臭さと、何とも言えない虚しさを感じていた。
葉はそれなりに残っていたし、花も咲いていた。なのに結果はゼロ。調べていくうちに、ヘタムシ消毒の話を目にして、胸が重くなった。やるべきことをやっていなかったのでは、と気づいた瞬間だった。近所の富有柿は放置でも成っているように見えて、実は条件が全然違ったのかもしれない。
「素直に富有柿にすればよかった」という考えが何度も頭をよぎった。品種選びを軽く考えすぎていた気がする。太秋は味がいい分、手がかかる。その現実を、実が落ちきってから思い知らされた。
後から振り返ると、消毒や樹の状態を深く考えず、周囲と比べて安心していたのが原因だった。放置でも実る木と、手をかけないと結果が出ない木を同じ目線で見てしまった。その油断が、この年の全落果につながったと思っている。
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