チューリップの蕾が出ないまま葉だけ伸びた…分球球根を植えたときに起きた勘違い体験
2026-01-29
「あれ…葉っぱだけ立派で、真ん中に蕾がない…?」と毎朝じっと鉢を覗き込んでいた。春先のまだ風が冷たい朝、去年の年末に植えたチューリップが次々と伸びる中で、1本だけ様子がおかしかった。葉は20cmくらいまで伸びているのに、花芽らしきものが見えない。水もあげているし、日当たりも悪くない。なのに何日経っても変わらない。
植えたのは秋、安売りのバラ売り球根だった。初心者だし、「球根ならそのうち咲くでしょ」と深く考えずにプランターへ。春になって周りが咲き始めた頃、この1本だけが取り残された感じになってきて、胸がザワザワした。「失敗作だったのかな」「肥料が足りなかった?」と不安ばかり膨らんだ。
正直ちょっとショックだった。「10本植えて1本だけ咲かないって、地味につらい…」。毎日水やりのたびに目に入るから、気持ちが落ち着かない。気温も上がってきて、他の花はどんどん開くのに、この株だけ沈黙。何か取り返しのつかないことをした気がして、後悔がじわじわ出てきた。
あとから知ったのは、分球していた小さめの球根だった可能性が高いということ。当時は球根の大きさなんて気にしていなかったし、「芽が出れば花も出る」と思い込んでいた。葉が元気=成功だと思っていたのが完全な勘違いだったんだな、と後から思う。
今振り返ると、植える前に球根のサイズをよく見ておけばよかった。咲かない=失敗じゃないとわかっただけでも気持ちは少し軽くなった。「今回は葉だけだったんだな」と受け止める考え方ができたのは、時間が経ってからだった。
チューリップの記事をまとめて見る
タグ