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春菊の苗がヨトウムシに全滅しかけた話|ベニカ水溶剤を使うまで気づけなかった違和感

2026-01-30

去年まで虫知らずだった春菊が、ある年だけ急にボロボロになった。朝見たときは普通だった苗が、夕方には葉が欠けていて、「あれ?」と違和感を覚えたのが始まりだった。

種まきは例年通りで、発芽も順調。双葉から本葉に移る頃までは特に問題なかった。ところが、気温が高めの日が続いたある週、幼苗が次々と倒れていった。葉の形が不自然で、よく見ると食べられた跡がある。でも葉が細かくて虫が見つからない。「気のせいかな」とそのままにしてしまった。

数日後、明らかに苗の数が減っているのを見て焦った。「まさかヨトウムシ?」と思い、夜にライトで照らしてようやく姿を見つけた時は、正直ゾッとした。「こんな小さい苗に…」と悔しさが込み上げた。その日のうちにベニカ水溶剤を散布したが、既に被害はかなり進んでいた。

当時は「春菊は虫がつきにくい」というイメージに縛られていた。去年は本当に虫が来なかったから、今年も同じだろうと油断していた。葉が多くて細かい分、被害に気づきにくいという点も完全に見落としていた。

今思えば、少しでも違和感を感じた時点で株元や夜の様子を確認するべきだった。被害が表に出た時には、もう取り返しがつかない段階だった。「今年も大丈夫」という思い込みが一番の落とし穴だったんだと思う。



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