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キンモクセイを剪定しすぎて翌年まったく香らなかった 勢いで切った夏の後悔

2026-01-31

剪定した直後はスッキリして満足していた。でも翌年の秋、その判断が間違いだったと気づいた。「あ、切りすぎた…」という独り言が、頭の中で何度も繰り返された。

中部地方、7月下旬。枝が混み合ってきたキンモクセイを見て、「今のうちに整えよう」と思い立った。暑い日で、剪定ばさみを握る手が汗で滑る。風もなく、葉の青臭い匂いが強かった。思った以上に切れてしまったけど、「どうせまた伸びる」と楽観していた。

その年の秋、香りは一切しなかった。花どころか蕾も見えない。夜の庭は静かで、期待していた甘い匂いはどこにもなかった。「なんで今年は…」と立ち尽くして、ようやく原因に思い当たった。

当時は、剪定のタイミングや花芽のことを全然意識していなかった。形を整えることばかり考えて、木の都合を無視していたんだと思う。

今なら、切らない勇気も大事だったと言える。見た目よりも、その先に何が起きるかを考える余裕が必要だった。あの夏の剪定は、完全にやりすぎだった。



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