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金木犀を剪定して首を痛めた失敗体験|上を向き続けた冬作業の落とし穴

2026-01-31

十二月初め、東海地方で金木犀の剪定をした日のことだった。花期が遅かった年で、「今なら大丈夫だろう」と軽い気持ちで作業を始めた。冬の空気は冷たくて、息を吸うと鼻の奥がツンとした。脚立に乗って、上を向きながら枝を切り続けた。

しばらくすると首の後ろがじわじわ重くなってきた。「まあそのうち治るだろ」と続けていたら、終わる頃には動かすたびにズキッと痛むようになった。思い出したのは、医者に言われた「上向きはダメだよ」という一言。「あ…忘れてた」と一気に後悔が押し寄せた。

その夜は湿布を貼りながら、「なんで無理したんだろ」と布団の中で反省会だった。剪定自体は嫌いじゃないのに、体のことを後回しにした自分が情けなかった。

当時は、庭木のタイミングばかり優先して、自分の体調や制限を軽く見ていた。作業は短時間で終わると思い込んでいたのも原因だったと思う。

今振り返ると、休憩を挟むとか、時期をずらす選択もあったはずだ。木も大事だけど、自分の首はもっと大事だった。「無茶しやがって…」と笑われても、あの痛みは忘れられない。



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