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4月に挿し木したパキラが2か月まったく動かない…坊主剪定と時期を勘違いして不安だけが増えた失敗談

2026-01-31

4月上旬、気温も上がり始めたから大丈夫だと思って、徒長していたパキラを思い切って坊主に近い状態まで切り戻し、その枝で挿し木もした。室内管理で、昼は20℃前後、夜も極端に冷えない環境だった。土は観葉植物用で、挿した直後はしっとりしていたけど、表面はすぐ乾く。見た目は変化がなく、葉も芽もない茶色い棒が鉢に刺さっているだけ。その無音の感じがやたら怖かった。

最初の1週間は「まだ根が出てないだけ」と思えた。でも2週間、3週間と過ぎても何も起きない。触るとグラつきはないから枯れてはいない気もする。でも新芽の気配もゼロ。「これ…死んでる?」と毎日覗き込んではため息だった。水やりも控えめにしたつもりなのに、正解が分からなくなってきた。

一番きつかったのは、何も起きない時間だった。「せっかく切ったのに」「やりすぎた?」と後悔がじわじわ出てくる。ネットでは“すぐ芽吹く”なんて話も多くて、「なんで自分のだけ…」と比べて落ち込んだ。夜、鉢を見ながら「動いてよ…」と小声で言ったのを覚えてる。

今思うと、坊主にする強剪定と挿し木を同時にやったのが、自分には早すぎた。パキラは強いって聞いてたから、待つ覚悟が足りなかった。当時は“4月=成長期”と単純に考えていて、地域の朝晩の冷えや日照のムラを甘く見ていたと思う。

後から振り返ると、切る前に一本だけ残すとか、挿し木も数本に分けるとか、逃げ道を作るべきだった。全部一気にやってしまって、結果が出ない時間に耐えられなくなったのが一番の失敗だった。焦らず「何も起きない期間も含めて育てる」って感覚が必要だったんだと思う。



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