黒星病が止まらず入れ替えを考えた話|ウィズレー2008とケントで心が折れかけた体験
2026-01-31
梅雨入り直前の6月中旬。朝、庭に出た瞬間に嫌な予感がした。湿った空気、葉の裏に残る水滴。ウィズレー2008とケントの葉が、見るたびに黒くなっていく。「またか…」と声が漏れた。他のバラは青々しているのに、この2株だけが明らかに違っていた。
薬剤も散布していたし、剪定もしていた。それでもダメだった。「もう何をしても無理なんじゃ?」と感じ始めた頃、庭全体の見た目が気になり出した。40品種以上ある庭で、そこだけ枯れ木みたいに見えるのが本当に辛かった。
気持ちはかなり沈んでいた。「バラ向いてないのかな」「自分の世話が悪い?」と自問自答。梅雨の湿気と同じくらい、心も重かった。手入れのたびにその株を見るのが憂鬱で、庭に出るのが楽しみじゃなくなっていた。
当時は“同じように育てていれば同じ結果になる”と思い込んでいた。でも品種差、環境差は想像以上に大きかった。風、雑草、周囲の植物、全部が影響していたのに、そこまで考えが回らなかった。
今振り返ると、美観を重視する庭では無理をしない判断も必要だった。入れ替える=負け、じゃない。自分の庭に合わない品種を認めることも、続けるためには大事だったと思う。
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