アスパラガス2年株を放置したらモサモサになった…刈り取るべきか迷い続けた初心者の失敗談
2026-02-01
二年目のアスパラガスを育てていたのは初夏、梅雨に入る直前だった。晴れの日が続き、朝は少し湿った土の匂いがしていた。気づけば株元から細かい枝葉が広がり、想像以上にフサフサしていた。風が吹くと葉がざわっと揺れて、元気そうにも見えるけれど、あまりに茂りすぎて「これ大丈夫なのかな」と不安になった。
最初は勢いがある証拠だと思っていた。二年株だし、放置でいいとどこかで読んだ気がしたからだ。でも毎日見ているうちに、茎同士が絡み、途中で折れているものや、先が茶色く変色しているものも出てきた。写真を撮って眺めながら「少し刈ったほうがいいのかな」と何度も悩んだが、切ってしまって弱らせたら怖い気もして、結局手が止まった。
その頃の気持ちは落ち着かなかった。「元気そうなのに手を入れるのは失敗じゃないか」「このまま放置して倒れたらもっと後悔するかも」と頭の中で行ったり来たりしていた。朝露に濡れた葉を触ると冷たくて、なのに心は焦っていた。「どうすれば正解なんだよ」と独り言も増えた。
今思えば、なぜ迷ったかというと、アスパラは放置が正義だと単純に信じていたからだ。根が大事という言葉だけを頼りに、地上部の状態を見る余裕がなかった。葉が混み合うことで蒸れや折れが起きる可能性を、当時は想像できなかったんだと思う。
振り返ると、少し間引いて様子を見るという選択肢もあったはずだ。一気に刈るか放置かの二択で考えてしまったのが失敗だった。あのとき、株元をよく観察して、風通しや倒れやすさを意識できていれば、あんなに悩まずに済んだのかもしれない。
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