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真夏に水やりを油断して葉が細くなったニチニチソウで焦った体験談|日々草の水切れ勘違い

2026-02-02

正直に言うと、最後は少しホッとした独り言で終わった。「あ、水をあげたら戻った…」。でもその瞬間まで、心臓がぎゅっと縮むような時間だった。ニチニチソウは強い、夏に強い、そう思い込んでいた自分の雑さがそのまま出た失敗だった気がする。強い=放置でいい、ではなかったんだなと、あとからじわじわ思い返していた。

その日は数日間曇りが続いたあとで、朝から一気にカンカン照りになった真夏日だった。前日まで涼しめだったから水やりをさぼっていて、昼前にベランダを見た瞬間、葉が異様に細く縮んでいるのに気づいた。緑はまだ残っているのに、全体がしおしおで、「あれ?こんな葉だったっけ?」と違和感が先に来た。鉢の表土は完全に乾いていて、触ると熱を持っていた。

その時の気持ちは正直ちょっとパニックだった。「え、もう枯れた?」「水あげすぎもダメって聞くし…」と頭の中でぐるぐるして、動きが一瞬止まった。葉が細くなっている様子が妙に面白く見えてしまって、「でもこれ戻らなかったらどうしよう」とすぐ不安に変わった。長年園芸をやっているつもりでも、こういう瞬間は毎回慣れない。

今振り返ると、曇り続き=水いらない、という単純な判断をしていたのが一番の原因だったと思う。気温、日照、鉢のサイズ、その日の風、全部を無意識に省略していた。ニチニチソウが夏に強いという情報だけを信じて、「今日は大丈夫だろ」と判断してしまった。その油断に、葉がちゃんと反応して教えてくれていたのに気づけなかった。

もしあの時に見直せたなら、水やりを「天気」だけで決めない考え方を持てた気がする。葉の張り、鉢の重さ、土の熱、そういう触った感覚をちゃんと見るべきだった。結果的に水をあげたら夕方には持ち直したけれど、「戻ったからOK」ではなく、「戻るまで放置してた自分」を覚えておきたいと思った。これは失敗だった。



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