他の夏花が全滅してニチニチソウだけ残った年の迷い|買う花を考え直した猛暑体験
2026-02-02
結局、ベランダに残ったのはニチニチソウだけだった。「もうこれしか咲いてない…」と、少し苦笑いしながら鉢を眺めたのを覚えている。ネメシアもペチュニアもゼラニウムも、次々と姿を消していった夏だった。
その年は、例年以上の暑さで、雨も多く不安定だった。雨が降るたびに花が傷み、晴れれば焼ける。管理が追いつかず、気づいた時にはほとんどの夏花がダメになっていた。唯一元気だったのが、ニチニチソウだった。
正直、複雑な気持ちだった。「助かった」という気持ちと、「他は何が悪かったんだろう」という疑問が入り混じっていた。50円で買ったニチニチソウがもりもり咲いている一方で、気合を入れて選んだ花たちが全滅している現実が、なんとも言えなかった。
当時は、花の性質より「例年通り」を基準に選んでいたと思う。いつもの夏、いつもの管理、そんな前提がすでに崩れていることに、ちゃんと向き合っていなかった。猛暑が続く前提で花を選ぶ、という発想がなかった。
振り返ると、この失敗は「選び方」の問題だった気がする。どれが悪かったというより、環境に合わないものを無理に置いていた。ニチニチソウが残ったことで、その事実だけがはっきり見えた夏だった。「来年は考えないとな」と思わせるには十分な体験だった。
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