コイン精米機の米ぬかで土作りしたら不安になった話|カビ米とヌカの見えないリスク
2026-02-03
冬の終わり、2月中旬に近所のコイン精米機で米ぬかを大量に回収した。誰も取りに来ていなかったので、30kg袋の三分の二ほど集まった。落ち葉堆肥がうまく発酵していなかったため、発酵を促す目的で全部混ぜ込んだ。数週間後、発酵熱で湯気が立ち、手を入れるとほんのり温かかった。
ところが後日、「コイン精米機のぬかは危ないかもしれない」という話を知った。カビが生えた米を再精米している人がいる可能性があるという内容だった。「見た目がきれいでも菌糸やカビ毒が残る」と読んだ瞬間、背中が冷えた。もう土に混ぜてしまっている。
不安で夜も落ち着かなかった。「この土で野菜を作って大丈夫なのか」「子どもが食べるのに」と考え出すと止まらなかった。発酵の匂いも、さっきまで良い香りだったのに、急に怪しく感じてしまった。
当時は“無料でもらえる=安全”と無意識に思っていた。精米機に入っている米の背景なんて考えもしなかった。知識が足りなかったというより、想像力がなかった。
今なら用途を分ける。食に関わる畑と、花壇や非食用は別にする。ぬかの出どころも気にする。完全に安心はできなくても、考える余地はあったはずだ。あの時は浮かれていた。
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