サツマイモに米ぬかだけ入れて失敗した話|甘くなると信じてツルばかり伸びた初心者の勘違い体験
2026-02-03
「米ぬか入れるとサツマイモが甘くなるらしい」。そんな話を聞いて、深く考えずに畑に米ぬかだけを入れた。結果から言うと、期待していた芋の太りはなく、葉とツルばかりが元気になった。甘くなるどころか、掘り上げたときの細さにため息が出た。「あれ…話と違う…」と独り言が漏れた。
植え付けは関東の5月中旬。天気は安定して暖かく、畑は前年に野菜を作った跡地だった。元肥として米ぬかを多めにすき込み、水もよく与えた。育ち始めは順調で、葉色も濃く、これは成功だと思っていた。けれど夏に入る頃からツルが暴れ始め、地表を覆い尽くすようになった。
その時は「元気だから大丈夫だろ」と思っていた。でも収穫期が近づくにつれて不安になった。「ツルばっかりで芋できてるのか?」と毎日気になった。掘るのが怖かった。実際に掘ってみると、細くて短い芋ばかりで、がっかりだった。
今思えば、リンやカリのことを全く考えていなかった。米ぬかが万能だと思い込んでいたのが一番の原因だった。当時は「自然なもの=正解」みたいな気持ちが強くて、調べることもしなかった。
後から知ったけど、サツマイモは窒素が多いとツルばかり伸びやすいらしい。あの時、草木灰やカリ分のことを少しでも知っていれば、結果は違ったかもしれない。「知ってるつもり」が一番危ない。そう思った。
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