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レースラベンダーを真夏の南向きベランダで枯らしかけた話|風通しを甘く見た初心者の失敗体験

2026-02-04

「まあラベンダーだし、多少暑くても平気だろ」って思ってた。今振り返ると完全に油断だった。結果として枯らさずに済んだけど、あのときは本気でダメにしたと思った。真夏のベランダは想像以上に過酷で、レースラベンダーにとっては逃げ場がなかったんだと思う。葉の色が一気にくすんで、「あ、これ終わったかも」と独り言を漏らしたのを覚えてる。

7月下旬、南向きのマンションベランダ。朝から直射日光、昼過ぎにはコンクリートの照り返しで空気がもわっとしていた。風はほぼ無風。鉢は素焼きで水はけは良いと思っていたけど、昼には鉢自体が熱を持って触ると熱い。夕方になると葉がだらんと垂れて、触ると少し乾いた感触だった。水は朝にやっていたけど、それじゃ全然足りなかった。

正直かなり焦った。「水やり足りなかった?」「蒸れた?」って頭の中がぐるぐるして、夕方に追加で水をやったり、夜に霧吹きしたり、もう迷走状態だった。葉が落ちるたびに「やっちゃった…」って後悔して、ベランダに出るのがちょっと怖かった。植物を前にしてこんなに不安になるとは思わなかった。

今思えば、レースラベンダーは暑さそのものより“空気が動かない環境”がきつかったんだと思う。当時は直射日光さえ避ければ大丈夫だと勘違いしてた。風通しなんて意識したこともなかったし、ベランダは屋外だから大丈夫だと勝手に思い込んでいた。実際は熱がこもって逃げ場がなかったんだ。

後から見直すと、鉢の置き場所を壁から離すとか、すだれで直射を和らげるとか、もっと早くできたことがあった。結果的に鉢を少し浮かせて風が通るようにしたら持ち直したけど、「なんで最初にやらなかったんだろ」って何度も思った。植物の“暑い”は人間の感覚と全然違う。それを身をもって知った夏だった。



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