夏場に液肥ばかり与えたら効いている気がしない…流亡に悩んだ高温期施肥の勘違い
2026-02-08
夏は化成肥料が一気に溶けると聞いて、液肥中心に切り替えた。これで安全だと思っていたのが、そもそもの勘違いだった。
7月下旬、連日の猛暑。朝晩の水やり量も増え、鉢底から勢いよく水が流れ出る状態だった。液肥は規定倍率より薄め、「少しずつなら大丈夫」と自分に言い聞かせていた。
ところが、野菜の勢いは上がらない。葉色も薄く、どこか元気がない。「こんなにやってるのに?」という焦りが出て、さらに回数を増やしてしまった。
そのうち、土がどんどん軽くなっていく感覚があった。水やり後の匂いもなく、ただ流れているだけの感じ。「全部流れてるんじゃ…」とようやく不安になった。
後で知ったのは、夏場の多量灌水で硝酸イオンが流亡し、土そのものが痩せていくという話だった。つまり、与えているつもりで、奪っていた。
結局、施肥を止めて様子を見直し、秋口に改めて土づくりをやり直した。劇的な回復はなかったが、被害はそこで止まった。
当時は「液肥=安全」という思い込みが強かった。温度、水量、土の状態を切り離して考えていたのが原因だと思う。
今なら、夏場は施肥よりも環境維持を優先する判断が必要だったと感じる。焦りが判断を狂わせた典型例だった。
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