9月上旬にホウレンソウを播いて発芽したのに止まった話|30℃超えで種まきして後悔した初心者の失敗
2026-02-08
「結局、焦って播いたのが一番の原因だったんだと思う」。今になってそう独り言をこぼしている。9月上旬、まだ残暑が続く中で、周りが播き始めているのを見て落ち着かなくなり、最高気温30℃超えの日が続くタイミングでホウレンソウの種を播いた。発芽適温が低めなのは知っていたつもりだったが、「発芽さえすれば何とかなるだろう」と自分に言い聞かせていた。
実際、数日後にはちゃんと芽が出た。土の表面に小さな双葉が見えたときは正直ホッとした。ただ、昼間の畑は肌にまとわりつくような暑さで、地面からもむっとした熱気が上がっていた。成長を願って不織布トンネルを急ごしらえで設置し、「これでいけるはず」と思い込んだ。
ところが、そこからが長かった。芽は出たのに、葉が広がらない。色もどこか薄く、勢いがない。「ちゃんと育ってくれ…」と毎朝声をかけながらも、不安ばかりが募る。周囲では「涼しくなってから播く」と言っていた人の言葉が頭をよぎり、内心では「やっぱり早すぎたか」と後悔していた。
その後、気温が下がるのを待ちながら遮光や不織布でしのいだが、回復した株は一部だけだった。発芽した事実に安心して、肝心のその後の温度条件を甘く見ていたのだと思う。当時は発芽と生育を同じ感覚で捉えていたが、今振り返ると完全に別物だった。
今なら、播く日を1週間、せめて数日待つ判断もできたはずだ。袋の裏の説明をちゃんと読み、「最高気温」を基準に考えるべきだった。焦りと周囲の雰囲気に流された結果の失敗だった。
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