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里芋の葉が一晩で消えた…ハスモンヨトウとスズメガ幼虫の被害体験

2026-02-08

朝、畑に行って言葉を失った。前日まで元気だった里芋の葉が、ポキリと一本倒れている。よく見ると、葉の付け根に黒い粒が散らばっていて嫌な予感がした。しゃがみ込んで覗いた瞬間、芋虫がいた。ウンコを垂れ流しながら茎をかじっている姿に、思わず「行儀悪すぎだろ…」と声が出た。

その年は異常だった。今まで見たことがないくらいハスモンヨトウが多く、別の株では葉が0.5枚分しか残っていないものもあった。朝露の中、ぬめっとした幼虫を見つけるたびに気持ちが沈む。葉を失った株が、この先どうなるのか不安で仕方なかった。

手で取るしかなく、いわゆるテデトールを繰り返した。中にはスズメガの幼虫もいて、見た目は妙に立派で一瞬ためらったが、背に腹は代えられない。「かわいいとか言ってる場合じゃない」と心を鬼にした。

被害が続いた数日間は、畑に行くのが怖かった。葉を数え、減っていないかを確認する作業がストレスだった。結果的に、食害がひどかった株は芋も小さく、収穫時にがっかりした。

今振り返ると、早めに異変に気づけたはずだった。葉裏を見る習慣を怠り、「そのうち落ち着くだろ」と放置したのが致命的だった。当時は余裕がなかったが、あの数日が分かれ道だったと思っている。



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