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里芋の芽出しを省いたら6月発芽で収量激減…寒冷地で起きたサトイモ育苗の失敗談

2026-02-08

正直、最初は「芽出しって本当に必要なのか?」と思っていた。去年まで何となく埋めて放置でも出てきたし、面倒な工程は省きたかった。結果から言うと、この油断が一番の原因だった気がする。だ。

4月上旬、寒冷地でまだ朝晩が冷え込む時期に、去年の残り芋をそのまま畑に植えた。土作りも追肥も十分とは言えず、時間がなくて耕して即植え。雨上がりの土はひんやりしていて、手で触ると冷たかった。日中は暖かくても、夜は2〜3度まで下がる日もあった。

5月に入っても芽が出ない。「腐ってるんじゃないか」「深く植えすぎたかも」と不安が膨らむ。周りは芽出しした人の話ばかりで、「やっぱりやるべきだったのか」と後悔した。6月になってようやく芽が出た時は嬉しさより焦りの方が強かった。「遅すぎる…」と独り言が漏れた。

結局、そのまま育てはしたが、7月下旬に消える株も出てきた。収穫してみると芋は小さく、数も少ない。追肥や水やりは頑張ったが、スタートの遅れは取り戻せなかった。

振り返ると、寒冷地では地温が上がるまで待つか、芽出しで動きを確認してから植えるべきだったと思う。当時は「自然に任せればいい」と楽観していた。だが、気温と発芽のタイミングを軽く見すぎていた。次は手間でも芽出しする。それが自分なりの結論だ。



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