関東ベランダで油断した冬越し…パッションフルーツが一気に枯れた寒さの境目
2026-02-09
「この冬はいけると思った」。それが一番の判断ミスだった。前年より暖かい日が続いていたせいで、完全に気が緩んでいた。
育てていたのはエドゥリス系のパッションフルーツ。多摩地域のベランダで、鉢植えのまま管理していた。11月までは元気で、12月に入っても葉は青々していた。最低気温が一桁の日が続いても、「去年より暖かいし大丈夫だろう」と室内に取り込むタイミングを逃してしまった。
1月のある朝、葉がぐったりしているのに気づいた。触ると冷たく、張りがない。嫌な予感がして鉢を動かしたとき、茎がポキッと嫌な音を立てた。「あ、やった…」。その後、数日で地上部は一気に枯れ込んだ。見た目の変化が早すぎて、気持ちが追いつかなかった。
慌てて室内に入れ、水を控えめにして様子を見たが、回復はしなかった。根は生きているかもしれないと期待したが、春になっても芽吹きはなし。完全に越冬失敗だった。
当時は寒さに対する具体的な数値を意識していなかった。「関東なら何とかなる」という曖昧な情報だけを信じていた。実際には、気温が一桁前半になると一気にダメージが出ることもある。ビニールや簡易ハウス、早めの室内取り込みを考えなかった自分の甘さだった。
後から思えば、葉が元気なうちに動かす勇気が必要だった。弱ってからでは遅い。あの冷えた朝の鉢の感触は、今でも忘れられない。
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