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パッションフルーツの根元が突然腐った 乾かし気味管理でも起きた想定外のトラブル

2026-02-10

ある朝、葉の張りがなくなっているのに気づいた。前日まで普通だったパッションフルーツが、なんとなく元気がない。鉢を動かした瞬間、嫌な感触がした。根元を確認すると、黒く柔らかくなっていて「え…腐ってる?」と声が出た。コガネムシの幼虫も見当たらず、水やりも控えめにしていたつもりだっただけに、完全に想定外だった。

時期は9月、残暑が続いていた頃。昼はまだ30℃近く、夜は急に涼しくなる日が増えていた。風通しは悪くなかったが、鉢底の乾きが遅かったのかもしれない。掘り返した土からは、少し酸っぱいような匂いがした。

「乾かし気味にしてたのに、なんでだよ…」と、正直かなり落ち込んだ。実も期待していたし、蕾もつき始めていた時期だったからだ。しばらく鉢の前で立ち尽くして、どうするか迷った。

結局、その株は諦めて処分し、急いで挿し木苗を確保した。水挿しにすると、意外なほど簡単に発根したのが皮肉だった。結果として、翌年はその苗から育て直すことになった。

今思うと、気温差が激しい時期に、土中が常に冷えて湿った状態になっていたのが原因だった気がする。当時は表面の乾きだけを見て安心していた。

見直すなら、季節の変わり目こそ鉢底の状態や通気性をもっと意識すべきだった。乾かし気味=安全、という思い込みが、判断を鈍らせていた。



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