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ナメクジ被害で新芽が消えた…インカルナタが集中的に狙われた梅雨の夜

2026-02-09

朝、鉢を見た瞬間、嫌な予感がした。新芽がない。昨日まで確かにあったはずなのに。

梅雨入り後の蒸し暑い夜が続いていた頃、インカルナタを含む数株をベランダで管理していた。雨の翌朝、鉢の縁や土の表面がぬらぬら光っていた。触ると粘つく。茎にも不自然な傷があり、先端はきれいに食べられていた。

「まさか…」と思って鉢を持ち上げると、裏にナメクジが張り付いていた。気持ち悪さと同時に、怒りがこみ上げた。被害はインカルナタだけが突出してひどく、他の品種は比較的無事だった。

すぐに見回りを増やし、夜にも確認するようにしたが、被害は続いた。新芽が出るたびに食われる。その繰り返しで、成長が完全に止まった。湿った土の匂いを嗅ぐたびに、嫌な気分になった。

後から考えると、インカルナタは比較的毒性が弱く、ナメクジにとって食べやすかったのかもしれない。当時は「どれも同じだろう」と思っていたが、品種による被害差を意識していなかった。

見直すべきだったのは、梅雨時期の環境管理だ。雨の後、そのままにしていたことが被害を助長した。あの夜の湿気と、這い回る気配は、今でも忘れられない。



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