園芸の失敗談データベース
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猛暑のプランターきゅうりが急に葉の縁から黄色くなり全部むしってしまった後悔と復活を期待した失敗談

2026-02-15

あのとき全部むしらなければ、もう少し違ったのだろうか。茎だけ残しても復活するかもしれないと、淡い期待を抱いている自分がいる。でも、正直なところ厳しかったと思う。勢いのない株に、さらに追い打ちをかけてしまった。

6月下旬に種まきしたプランターきゅうり。8月半ば、連日36℃を超える猛暑だった。葉の縁がじわじわ黄色くなり、触るとパリッと乾いた感触。朝は元気でも、昼にはぐったりする。焦って水を足し、液肥も追加したが、改善せず。ついに黄色くなった葉を「もういらない」と全部むしってしまった。土は熱く、プランター自体も直射で触れないほどだった。

葉を取ったあと、すっきりした株を見て一瞬ほっとした。しかし夕方になると、茎だけの姿が妙に頼りなく見えた。「やりすぎたかもしれない」と胸がざわつく。風が吹くたびに揺れる細い茎を見て、不安が膨らんだ。黄色くなる原因をちゃんと見極めないまま、見た目だけで対処した自分に腹が立った。

その後は日よけネットをかけ、朝夕の水やりを徹底した。だが新葉はほとんど展開せず、数日後には茎の色も薄くなっていった。結局、その株はそのまま終わった。土の病気か寿命かはわからないが、葉を一気に失ったことで光合成できなかったのだろう。

当時は「黄色い=取り除くべき」と単純に考えていた。だが猛暑下のプランターは、水分と肥料の流亡が激しく、根も弱りやすい。根域制限の環境で葉まで奪えば、体力が尽きるのも当然だったのかもしれない。焦りが判断を鈍らせたのだ。

今なら、まず日差しを遮り、土温を下げ、様子を見るだろう。黄色い葉を一度に全部取らない。あのときのむしった音と、乾いた葉の感触は忘れない。失敗だったが、あれで学んだのだ。



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