ウンベラータの葉が黄色く順番に落ちる原因を根詰まりと栄養不足だと勘違いして水と活力剤を増やした失敗談
2026-02-15
黄色い葉が一枚、また一枚と落ちていく。床に広がるハート形の葉を見るたびに胸がざわついた。
都内の室内、南向きの窓辺。冬を越して春先、ウンベラータが動き出す時期だった。ところが下葉から黄色くなり、触るとふにゃりと柔らかい。鉢土は週一で乾く程度。私は「根詰まりして活動し始めて栄養不足なのでは」と考え、水やりのたびに活力剤を混ぜた。
しかし症状は止まらない。葉は徐々にスカスカになり、見栄えも悪い。「こんなはずじゃない」と焦り、水の回数も増やした。土の表面はいつも湿っている状態。ある朝、幹元からかすかな土のにおいが強く感じられた。嫌な予感がした。
鉢から抜いてみると、下の方の根が黒ずんでいる部分があった。過湿だったのかもしれない。黄色化の原因を栄養不足と決めつけ、水を与え続けたことが逆効果だった可能性に気づき、しばらく水やりを控えた。風通しをよくし、乾き気味に管理すると、新芽が少しずつ動き出した。
「根詰まり=水を増やす」という短絡的な考えが失敗だった。見た目の症状だけで原因を決めつけていた。葉が黄色くなる理由は一つではないのに。
今は土の乾き具合を指で確かめる。重さも持ち上げて確認する。焦って何かを足す前に、まず減らす。あの連続落葉を思い出すたびに、自分の思い込みを戒めている。
フィカス・ウンベラータの記事をまとめて見る
タグ