モグラ避けを全部抜いたら畑が荒れた話|知らずにやった後悔の家庭菜園
2026-01-11
結論から言うと、自分は畑にあった意味のあるものを、意味も知らずに全部抜いてしまった。久しぶりに畑が荒らされて、モグラの跡を見たとき、胸が詰まった。父が生きていた頃の畑のやり方を、何も分からないまま壊してしまった気がした。
起きたのは冬前。畑のキワが盛り上がり、土が掘り返されていた。よく見るとモグラの通り道だった。思い当たるのは、夏の終わりに畑の端に咲いていた曼珠沙華を不気味だと思って全部抜いたことと、埋まっていた青い防風ネットを邪魔だと思って撤去したことだ。
そのときは、ただ見た目と作業のしやすさだけで判断していた。曼珠沙華がモグラ避けになるなんて知らなかったし、防風ネットが意味を持っているとも考えなかった。父が何も言わずにやっていたことを、ちゃんと聞いておけばよかったと思う。
今振り返ると、畑には理由の分からない配置がたくさんあった。それを全部「無駄」と決めつけた自分が浅はかだった。対処というより、知らないものをすぐに排除しない姿勢が必要だった。
全然関係ないけど、その日、畑の帰りに空を見上げたらやけに静かで、風の音だけがしていた。土の匂いが強くて、なんだか余計に考え込んでしまった。
後悔は大きい。畑だけじゃなく、父との時間も含めてだ。今さら戻れないけど、せめて次は軽率に判断しないようにしようと思っている。
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