キャベツが一斉にできすぎて困った体験|10月定植で消費が追いつかなかった家庭菜園の反省
2026-02-10
「またキャベツか……」と、収穫のたびに口から漏れた。嬉しいはずなのに、正直うんざりしていた。昨年10月に定植したキャベツが、見事なほど一斉に仕上がったのだ。畑一面に玉が並ぶ光景は壮観だったが、家庭消費には明らかに多すぎた。
定植したのは秋晴れが続いていた10月中旬。気温も高すぎず、苗の活着も順調だった。排水も悪くない畑で、追肥も教科書通りに入れた。結果、ほぼ全株が同じタイミングで結球し、同じ週に収穫期を迎えた。
最初の数玉は嬉々として収穫したが、冷蔵庫に入りきらない。知り合いに配っても追いつかない。「こんなにうまくいくとは思わなかった」という気持ちと、「どうして分散して植えなかったんだ」という後悔が交互に浮かんだ。
結局、半分以上は人に渡すことになった。その後、ホームセンターで12個入りの苗を見つけ、懲りずに定植してしまった自分もいる。「これなら二ヶ月くらいでまた食べられるだろう」という甘い見通しだった。
この失敗は、収穫時期を想像できていなかったことが原因だと思う。育てることに意識が向きすぎて、食べるペースを考えていなかった。キャベツは保存が効く野菜だが、限度がある。
今なら、定植時期をずらす、品種を変える、株数を減らすといった選択肢が頭に浮かぶ。当時は「たくさん採れたら正解」だと思っていた。家庭菜園では、その考え自体がズレていたのだと、今は感じている。
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