青虫被害で播き直しを迷った夏キャベツ、時期を読み違えて間に合わなかった話
2026-02-10
「今から播き直せば、まだいけるかもしれない」。青虫に食われたキャベツの苗を前に、何日も迷った。結局、中途半端な判断をしてしまい、収穫までたどり着けなかった。あのときの優柔不断さが、今でも少し悔しい。
7月上旬、畑に直まきしていたキャベツは、本葉が数枚出たところで一気に青虫の被害を受けた。朝見ると穴だらけで、触ると葉が薄く、頼りない感触だった。防虫ネットは「もう少し大きくなってからでいい」と思ってかけていなかった。気温はすでに30度を超える日が続いていた。
被害を見た瞬間は焦った。「全部抜いて播き直すべきか」「今残っている株を信じるか」。答えが出ないまま数日が過ぎ、その間にも虫食いは進んだ。結局、半分だけ播き直すという中途半端な対応をしたが、暑さで発芽が揃わず、生育もバラバラになった。
残った株も、新しく播いた苗も、どちらも力強く育たなかった。結球する前に秋の気配が出てきて、「あ、これはもう無理だ」と思ったときには手遅れだった。畑に立って、育ちきらないキャベツを見ながら、ため息しか出なかった。
冷静に考えれば、播種時期を外した時点で勝負は決まっていたのだと思う。でもそのときは、「もったいない」「まだ何とかなる」という気持ちが邪魔をした。虫よりも、自分の判断の甘さが原因だった。
次からは、被害が出た時点で時期と気温を基準に判断する。感情ではなく、カレンダーを見る。そう決めたはずなのに、また同じ迷いを繰り返しそうで少し怖い。
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