葉をむしるか迷って動けなかった|バラの休眠期に判断を誤った体験談
2026-01-12
この時期になると、バラの葉がまだ青々としていて、それを見るたびに悩んでいた。むしるべきか、むしらないべきか。ネットや動画を見ると意見が真っ二つで、どれが正解かわからない。今日はやめておこう、と何度も先送りして、結局中途半端な状態で冬を迎えてしまった。
実際に困ったのは剪定のときだった。葉が残ったままだと枝の流れが見えづらく、どこを切るべきか迷う。いいサイドシュートを残したつもりが、後から見返すと切ってしまっていたことに気づいて、胃がきゅっとなった。葉をむしっておけば、もっと分かりやすかったのかもしれない、と後悔した。
当時は、無駄な作業を増やしたくない気持ちが強かった。葉むしりなんて面倒だし、自然に落ちるならそれでいいじゃないか、と思っていた。でも、経験が浅い自分には、その判断が早すぎたのかもしれない。プロと同じやり方をしようとして、結果的に自分の首を絞めた。
今思えば、初心者のうちは手間をかけてでも見やすい状態を作るべきだった。誘引を解いて、葉を取って、枝一本一本を確認する。その過程自体が勉強になるのに、楽をしようとした。次は目が肥えてから無駄を省けばいいだけの話だったのに。
料理で下ごしらえを省いたせいで味が決まらなかったことがあって、それと同じだなと思った。面倒でも最初にやるべきことを飛ばすと、後で必ず困る。
剪定後、切り口を見ながら、ああここ残したかったな、と何度も思った。葉をむしるかどうかでこんなに迷うなんて、と思いながらも、迷った時間ごと含めて自分の経験なんだと言い聞かせた。次の冬は、もう少し腹をくくって動きたい。
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