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イチゴ苗が次々枯れた…牛ふん堆肥を入れすぎた自分の勘違い

2026-01-15

ランナーから育てた自前のイチゴ苗を、いよいよ定植しようとしたのは9月中旬。正直、ちょっと自信があった。バラで成功した配合をそのまま使えば、イチゴもうまくいくはずだと思っていた。中古の培養土に、バーク堆肥と牛ふん堆肥をかなり多めに混ぜ、有機石灰とマグァンプも入れた。ふかふかで良さそうな土だ、と満足していた。

ところが、植え付けて数日後から様子がおかしくなった。葉がしおれ、成長が止まり、次々と枯れていく。水切れかと思って水をやると、余計に土がベチャッとする。手で触ると、いつまでも湿っていて嫌な感じがした。土の匂いも、なんだか重たい。

当時は、何が悪いのか分からなかった。堆肥は土壌改良になる、たくさん入れるほど良い、そう思い込んでいた。牛ふん堆肥も「堆肥」なんだから問題ないはず、と疑いもしなかった。でもイチゴにとっては過剰だったらしい。水はけが悪くなり、根が呼吸できない状態だった。

後から土を減らして、牛ふん堆肥の割合を10%程度に調整し、植え替えてみた。すると驚くほど水はけが改善した。ああ、原因はこれだったんだと、ようやく腑に落ちた。牛ふん堆肥をベースみたいに使っていた自分のミスだった。

枯れていく苗を見ながら、なんでイチゴだけうまくいかないんだ、と落ち込んだ。成功体験が逆に足かせになっていたのかもしれない。同じ園芸でも、植物が違えば通用しない。そう思い知らされた出来事だった。もっと慎重になればよかった、と今でも少し後悔している。



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