ラベンダーグロッソを素焼き鉢で育てたら半分以上枯れた失敗談
春にホームセンターで買ったラベンダーグロッソを7本、直径18cmほどの素焼き鉢に植えた。場所は南向きのベランダで、日当たりはかなり強い。最初は順調だった。梅雨前までは青々としていて、葉に触れると爽やかな香りが広がっていた。ところが7月に入ってから、急に葉の色がくすんできた。触るとパリパリしていて、表面が乾きすぎている感触だった。猛暑の日は鉢が熱を持ち、土からもむっとした乾いた匂いがした。気づけば7本のうち4本は枝先から茶色くなり、そのまま枯れていった。
正直、見た瞬間かなりショックだった。こんなに強い品種だと思っていたのに、半分以上がダメになった。毎日水やりしていたし、風通しも悪くないはずだった。なのに、朝ベランダに出るたびに葉がポロポロ落ちているのを見るのがつらかった。ラベンダーの香りが好きで植えたのに、枯れた枝を触るとただの乾いた木の匂いしかしない。あの爽やかな香りはどこへ行ったんだろうと、胸がぎゅっとなった。
あとから振り返ると、夏の水管理を完全に甘く見ていた。素焼き鉢は乾きやすいと思って選んだが、逆に真夏は一気に水分が飛びすぎていたようだ。表面は濡れていても、根の周りはカラカラだったのかもしれない。当時は「日当たりさえあれば元気に育つ」と思い込んでいた。土の中の湿り気なんて、ほとんど気にしていなかった。
今なら、もう少し深い鉢にするか、夏だけは半日陰に移していたと思う。風が当たる場所に置いたり、夕方に鉢の外側に打ち水するだけでも違ったはずだ。あの時は、見た目が元気そうに見えるうちは問題ないと判断していた。でもそれが一番の油断だった。植物は黙って弱っていく。
結局、残った株も秋までにさらに弱り、今は2本だけが生き残っている。ラベンダーは丈夫だと聞いていたけれど、環境が合わなければあっさり終わる。あのとき、もう少し慎重に様子を見ていればよかった。それだけが、今もずっと引っかかっている。
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