ラナンキュラスラックスを植えっぱなしで夏越しさせたら溶けた話
去年の6月、花が完全に終わった後のラックスの鉢を、北側の軒下に移動させてそのまま放置した。梅雨の湿気もあったけれど、雨は直接当たらないから大丈夫だと思っていた。7月に入ると気温は連日33℃前後で、夜も蒸し暑い日が続いていた。水やりも面倒になり、土がカラカラになるまで放っておいた。その状態で8月を迎え、ふと鉢をひっくり返してみると、球根の形が崩れて柔らかくなっていて、半分以上が溶けていた。触った瞬間、ぬるっとして異臭がして、本当にショックだった。
あんなに元気に咲いていた株だったのに、私の管理で台無しにしてしまった。鉢を片付ける時、手のひらに残る湿った感触が忘れられない。来年も咲かせたかったのにという思いと、どうしてもっと早く掘り上げなかったのかという後悔でいっぱいだった。毎年夏の猛暑はわかっていたのに、「丈夫だから大丈夫」と思い込んでしまった自分が情けなかった。あれ以来、鉢植えの夏越しに自信が持てなくなった。
今思えば、暑さだけでなく、湿気と乾燥を繰り返した環境が球根にとって最悪だった。休眠期だから水を切ればいいという単純な考えで、置き場所や通気性を意識していなかった。YouTubeで「鉢植えのままでも夏越しできる」と見た情報だけを信じて、実際の自分の環境との違いを考えなかった。特にうちのベランダは風が通りにくく、熱がこもりやすい。そこを甘く見ていた。
来年からは、花後すぐに掘り上げて乾燥させ、ネットに入れて吊るして保管するつもりだ。去年はベニカXスプレーだけで済ませてしまったが、今年はベンレートで消毒してから保存することも考えている。球根の状態を目で確認してから保管するだけでも、安心感が違う。植えっぱなしは楽だけど、私の環境には向いていなかった。ラクをした結果だった。
夏越しは本当に難しい。ラックスが増えるのが嬉しかったのに、こうして消えていくのを見るのは辛い。あの失敗は忘れないようにしたい。きちんと管理してあげればよかった。
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