新潟でリスボンレモンを地植えしたら寒風で葉が飛んだ体験
2026-01-20
やっぱり、寒い地域でレモンを地植えするのは無茶だったと今では思う。あの冬を越せたのは奇跡みたいなものだった。海沿いだからいけるだろうと軽く考えていたのが甘かった。育つには育つけど、ずっと不安が付きまとう栽培だった。正直、毎朝木を見るのが怖かった。あれは失敗だった。
植えたのは新潟市の庭で、冬は氷点下近くまで下がる場所だった。春にリスボンレモンの苗を地植えして、夏は元気に葉を広げていた。ところが11月に入ったあたりから、北風が強く吹きつけるようになり、葉がペラペラと音を立てて揺れ始めた。12月の朝、気温は3℃くらい。葉を触ると冷たくて硬い。数日後には、寒風で葉がバサバサと落ちて、枝だけが目立つ姿になっていた。
そもそも、レモンは暖地向けという意識はあったのに、ニュースで見た「新潟ハウスレモン」の話を信じすぎた。ハウスならともかく、露地栽培は全然違った。しかも、若い苗は寒さに弱いのに、防寒をビニールだけで済ませたのもまずかった。幹の近くまで冷たい風が入り込んでいた。あの構造では守れていなかった。
振り返ると、冬前に鉢植えに戻すか、せめて防風ネットを二重にしておくべきだった。海沿いでも、風の影響は想像以上だった。葉が落ちると光合成も止まるし、木の元気が一気に無くなる。あの時はただ見守るしかなかった。もっと慎重にすべきだった。
その時の気持ちは、ただただ焦りだった。毎日、枝先を触って「まだ柔らかいから大丈夫だ」と自分に言い聞かせていた。正月の頃には、ほとんど葉がなくなり、もう枯れると思った。手が震えた。冬の寒さを甘く見た自分が悪かった。あれは本当に怖かった体験だった。
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